友人に進められるがまま、出会い系サイトに登録したのは、今から二年前のこと。
そのサイトで出会った男性と、何度もメールのやり取りをした末にデートにこぎつけたのですが、結果的にわたしは、彼に……、もとい、「彼ら」に騙されることになっていまったのです。
彼は、ストリート系の服を着た自分より5つ年上の人物であり、最初は「息抜きにカラオケにでも行こうよ!」という話だったのですが、彼がその後わたしを連れて行ったのは、誰もいない路地でした。
どんどん暗く狭い道に入っていくので、「こんなところにカラオケなんてあるの?」と思わず訊いてしまったのですが、彼の返事はなく、「ここで待ってて」と言われたので、そのままそこで立ちながら彼が帰ってくるのを待ってました。
しかし、気になって彼の向かった方角を見てみると、彼は、複数人の男を連れて、何か、「大人しいから大丈夫」「写真撮れば口封じできる」などと話しているのが、かすかに聴こえたのです。
そうして、わたしは身の危険を感じ、逃げようとしたのですが、見つかってしまい、一度は車の中に連れ込まれそうになり……偶然前を通りがかった警官によって救出されたのです。
その後は、「もう、絶対に出会い系サイトなど使わない」と誓い、現在では、男性恐怖症を治すために心療内科に通っています。
うかつに出会い系サイトを利用したことを、今では酷く後悔しています。もう二度と、あのような体験はしたくありません。

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